地球の裏側から住まいづくり2)住む家族と場所


さて、ここで住まいづくりの基本情報として、住む家族と土地情報のお話を少々したいと思います。

住む家族と言っても、もうすぐ70代になる私の両親と猫1匹です。

(私がイギリスに来る直前に家族で箱根の温泉に行った時の一枚です。クリスマスの頃でした。)


ご存知の方はご納得でしょうが、うちの母は…割と?個性的です。格好からして、すでに奇抜感が現れてます。

「あの母親からよく普通の娘が出て来たね〜」と言われるくらいです。笑


簡単に言うと、「本物志向のこだわり派で、手作り大好き」。その矛先は主に衣食です。

食については、特定の、もちろん「顔の見える生産者」からの配達でしか買わず、野菜は泥付きで配達されるなり使うまで庭に植えています。(東京の土に植えて意味があるのか、不明なままに植えて掘りに行かされたのは私。笑)

もちろん味噌やパンも家で作ります。冷凍食品やコンビニのスナック菓子は、私にとっては憧れの品?でありつくことはありませんでした。

高校時代のある日、カビの生えた「青白い杯麦パン」を間違えて食べさせられた際にも、「無添加のカビだから、添加物だらけのカビも生えないパンよりマシ!」と開き直られたことが…。笑

趣味はパッチワーク。家中の壁を作品で埋め尽くしています。材料のハギレは様々なところからやってきて、我が家はまるで生地屋さん。ミシンも何台もあり道具も多い。最近は着物生地のリメイクである自作の服で街を闊歩しています。写真の服もたぶん自作です。

昔は並んで歩くのがとても嫌でした。(笑)

が、今思えば素晴らしい器用さだと思います。残念ながら、私にはあまり遺伝しなかったかもしれないのですが…。

父は、母に比べると至って普通の、機械いじりの好きなマメなおじさん、です。

趣味&仕事ともに、ずっと車&バイク一筋。自転車修理などお手のもので、サッシのガタ付きやDIYが得意。素晴らしいハンディさです。

気づけば皆がいつも何かを作っていて、母のパッチワーク用の布にいつも囲まれて(時に床に落ちた針を踏みつつ…)育ったのが、今の私に大きく影響しているなぁと改めて思います。何とも自由気ままな家族です。


こちら猫のメロンちゃん。推定年齢8歳くらい?産みの親猫に育児放棄されて、我が家にやってきました。そんなかわいそうな過去のトラウマなのか、全く人にはなつきません。(猫は元々気まぐれですが…)これが唯一撮れた写真で、この逃げ込み方に全てが現れています。

最近は餌をくれる母には近寄ってきますが、私には全然なつきません。

私が玄関に着くなり家から逃げ出すので、それで母は私の帰宅を知るくらいです。

このメロンちゃんの出入りのために窓は年中開けっ放し。爪研ぎ場と化したふすまと壁紙は張り替えてもすぐにボロボロ。

そろそろ猫にしてはいい年ですが、いつまでも元気でいて欲しいです。

さて、現場は小さな土地(20坪)に築40年弱の古家が立っています。

典型的な都内の「狭小住宅」です。いいところと言えば地盤は固く、3階建てや地下も可能な土地、ということでしょう。

1階と2階の面積を合わせても、元々家族4人で住んでいた今のマンションより狭いのです。その上老後の住まいなのに、階段の上り下りもしなくてはいけません。。

だからワンフロアで広々暮らせてエレベーターもある、マンション暮らしの方が便利だと思っていたのですが。



日本では築40年は古家でしょうが、ロンドンの私の家は築150年以上で全く古家ではありません。

何とかしなければいけない家を前に、リノベーション?新築?と夢は膨らみます。

将来私たちが日本に来た時に住めるようにしておこう、という企みも考えてみたり。笑

考えただけでお金がかかりそうですが、現実はさておき、まずは「理想の住まい」から描いてみることにしました。

元々「ものづくり大好き」一家なので、家づくりという大プロジェクトに皆で大盛り上がり!

「家族がこれからの暮らしについていろいろと夢や希望を語り合う」というのは、場所や時を越えて、もう一度家族をひとつにしてくれるものだと思いました。

私の里帰りの知らせに両親も喜んでくれ、私もロンドンで情報収集を始めました。

夢と希望と課題を胸に、1年半振りの日本への帰国。

それは2016年の4月末のことで、何はともあれ、とても楽しみでした。

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