陶器の街を楽しむ2 バーレイ編


陶器の街2日目は、午前半日だけ時間があったので、バーレイ(Burleigh)の工場見学に行ってきました!

ちなみに、この地は陶器に適した土で、陶器を焼成するための石炭が多く取れたので、陶器の街になったそう。


(Source: https://www.burleigh.co.uk)

イギリスらしい可愛らしいパターンの陶器たち。ミルクティーが似合いそう。


モダンに改装されたウェッジウッドとは対称的に、こちらはビィクトリアン時代の当時のままの工場。

エントランスを入ってすぐにこんなベンチがあって、まるでピクニックエリアのようです。


工場は運河沿いに建っています。

昔はこの場所で荷積みされ、この運河を使って陶器たちは運ばれて行ったそうです。


こちらが工場建物。ビィクトリアン時代の100年以上前から続く工場です。

煙ではなくどんより曇ってますが、そこもまたイギリス。笑

さて、工場内を巡るツアーに参加しました。

ベテランガイドさんが、バーレイの歴史から、製造過程の全てを解説付きで案内してくれます。(英語だけですが…)

ビィクトリアン時代の工場では、低賃金の上に厳しい条件で多くの日雇い労働者が雇われていた…というダークなお話も聞かせてくれました。

ものづくりの現場が大好きな私には全てが楽しかったのですが、

ここではバーレイウェブサイトでも紹介されている絵付け部分をご紹介します。

シーツみたいなこちらは…???


バーレイの代表的なパターンのティッシュのようなものです。

これを一度焼いた陶器に巻き付けて…



隅々まで貼付けて、余分な部分を切り落として完成!

転写による絵付けでした。この後もう一度焼成に入ります。

その職人さんの無駄のない手さばきと言ったら、さすがです。

私だったら絶対に斜めになったりヨレたりするでしょう。

工場の一角、運河の前に素敵なカフェがあります。

昔は荷積み前の倉庫だったそう。

工場見学の後に、その工程を思いつつ、バーレイ陶器を楽しむには最高の場所でしょう。


(Source: http://www.middleportpottery.org/visit-us/cafe/)

ちなみにバーレイにはファクトリーショップもあり、セカンドハンド品(と言ってもほとんど通常品同様)がとてもお得な価格で売られています。旅の思い出にと、ついつい揃えたくなりそう。

イギリスでは昔は婚礼の際に食器一式を揃えるのが習わしだったようですが、日本の婚礼準備と一緒で少なくなりつつあるようです。バーレイも厳しい時を乗り越えて、チャールズ皇太子からの再開発基金(The Prince’s Regeneration Trust)のおかげで再建したそうです。

ティータイムを彩る素敵な陶器たち。ものづくりの現場を見ると、より一層愛着が湧きます。

デザインや技術などの素晴らしい伝統が、これからも長く栄えることを祈りつつ…。

今回は、ウエッジウッドとバーレイの2ヶ所を巡りました。思ったより見所満載のストークオントレントで、だいぶ駆け足になってしまいました。次回はティールームを巡る旅、なんてしてみたいなぁ。

SaveSaveSaveSaveSaveSave


32 views

Copyright© Yoko Saito 2019 All right reserved.