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デコラティブアンティークフェア 2018年1月

パリの展示会より戻って早々の1月24日に、ロンドンのバタシーパークで年3回行われるThe Decorative Antiques & Textile Fair (デコラティブ アンティーク&テキスタイル フェア)に行ってきました。年3回、1月、4月、10月にあるこちらのフェア。イギリス、フランスを中心に約150のディーラーさんが、とても素敵なディスプレイで目利きのヴィンテージ、アンティークを見せてくれます。

インスピレーション溢れるディスプレイが楽しみで、毎回欠かさず行っています。前回行ったのが最近のようです。。気づけばもう過去3回も行った話を書いてました。振り返って見ると、毎回違う視点で見ています。自分がどう感じるかというのも行くたびに楽しみです。

コーディネートで引き立つアンティーク

アートとアンティーク融合

アートを含む壁面の使い方

ここはアンティークフェアなので、会場でお買い物ができます。発送を承る会社も待機しています。なので、次から次へとモノが運び出されます。でも、その度に新しいモノが入り、新しいディスプレイになるので、初日から最終日で、違うモノやディスプレイに出会えるのも、こちらのフェアの魅力。

毎回欠かさず行っていて気づくことですが、こういうフェアには常連さんは同じスタンド位置で出しています。もちろんいい位置はそれなりに高いのかもしれませんし、それをキープし続けるのも中々大変なようですが、それを目印に来る常連さんも多く、ディーラーさんとしてはそれも大切なことのようです。

私も、”好みだなぁ~”と思うディーラーさんがだいたい決まってきていて、前回と同じモノを見つけることもチラホラ。でも、ちゃんと違うディスプレイになっているのです。

今回素敵と思ったディスプレイを、少しですが紹介しちゃいます!

今回一番にドキッ!と来たのがこちら。

(写真が少々歪んでますね。ごめんなさい。)

ピンクです!

メゾンエオブジェでもたくさん見かけた、甘すぎない大人なピンク。

それにブラスが上品なアクセントになり、テーブルトップはガラスで軽さも出して、それにテクスチャー感の冴えた木が、タイムレスな雰囲気を加えています。

思わず、昨日までパリの展示会に行っていてこのピンクをたくさん見たと行ったら、何とこちらのディーラーさんはパリのディーラーさん!今回初出展で、何と私がいつも素敵なディスプレイだと思うフレンチのディーラーさんのお友達だとのこと。まだ私の心はパリにいるのかしら?

先程のディーラーさんのお友達、という同じくフレンチのディーラーさんのディスプレイ。私が毎回楽しみにしているところです。

控えめでいて、洗練された上品さが漂います。何とも言えない絶妙なバランス感覚に毎回学ぶことが多いのです。

中央のチェスト上のディスプレイ。ひとつひとつのアイテムが、一緒にいることでそれぞれの良さを引き立てていると感じます。ブルー〜グレーの繋げ方、それと崩し方、見るほどに素晴らしい。

こちらの方も品良く洗練された華やかさがあり、毎回楽しみにしているディーラーさん。

よく見ると、こちらのクッションは着物の帯から出来ています。

うちの実家にもたくさんの着物や帯の生地があったので、ぜひクッションやアクセサリーにしたいなぁ。

そして、入り口付近にあったこちらのディスプレイ。ヨーロッパ的なピンクに、アジアのシンボルの組み合わせ。色合いに質感に、何とも興味深い" East meets West" だと思いました。

それにしても、今回はピンクばかり。笑

余談ですが、今日届いた私が購読している雑誌のひとつ。

何と、こちらもでした!

女子力、上がりそうです。笑

こちらの雑誌は、毎回違う角度でアンティークを取り上げていて、アンティークの取り入れ方の勉強になります。こなれて生活感があるのに、絵になる写真ばかりです。

というわけで、今回のデコラティブアンティークフェアの記事のテーマは、”アンティークでのピンクの効かせ方” でしょうか。。

次回4月の開催が今から楽しみです♪

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こんにちは!齊藤洋子です。

ロンドン在住のインテリアデザイナーです。

仕事、旅の思い出、海外生活の様子を綴っています。

趣味:

街歩き、お屋敷巡り、歴史探索、インテリア、アート、アンティーク、工芸品を見ること。 

座右の銘:

一期一会、温故知新、七転び八起き

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