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ピーラーラビットのふるさとでキャンプ。

もうすぐ父の誕生日なのですが、メールなど高度な?ことはできない20世紀の父。

アナログにバースデーカードを送ろうとしたら、なんと郵便局で「ピーターラビット」の切手を見つけました。

作者ビアトリクス ポターが7月28日が誕生日で、今年で生誕150周年なのです!

日本でもピーターラビットの舞台として有名な湖水地方のウィンダミアに先日キャンプに行ったので、その様子を書こうと思います。

日本からのイギリスツアーの定番って、だいたい、ロンドン→コッツウォルズ→湖水地方、という気がします。

湖水地方は、イングランド北西部のカンブリア(Cumbria)地方にあり、レイク ディストリクト(Lake district)という名前で呼ばれています

ロンドンからの距離は、高速電車で3〜4時間くらい。

(Source: google maps)

湖水地方最大の湖が、ウィンダミア(Windermere)です。日本でいう富士五湖のような感じでしょうか。

実は最初にイングランドに来た時に、カンブリア北部でホームステイをしていた私。アクティブなホストファミリーのおかげで、よくこのエリアにはドライブで連れて来てもらいました。

ここは、そのピーターラビット作者である、ビアトリクス ポターの住んでいたおうち(Hill Top) が当時そのままの様子で残っています。この環境にインスピレーションを受けこの地を愛した彼女が、その保存のためにナショナルトラストに寄付したのだそうです。

(Source: https://www.nationaltrust.org.uk/hill-top)

その近くには、ビアトリクスポターのオリジナル作品が展示されているギャラリーもあるので、ファンには見逃せないでしょう。

(Source: https://www.nationaltrust.org.uk/beatrix-potter-gallery-and-hawkshead)

このあたりは、なんだかピーターラビットの世界に迷い込んだかのような、何とも素朴でのどかな田園風景がひろがっています。

さて、今回は、なんとキャンプ!

しかも自転車で、です。

電車に自転車を担ぎ込み、駅から自転車!

路線によっては車内に自転車用エリアやラックがあり、フレンドリーだったりするのですが、

そうではないと車掌さんと交渉して何とか載せてもらったり…。

丘なので、下りはいいんですが、上りはとてもキツい…。

自動車15分のところに1時間近くかかりましたが、途中の景色に足を休めたりしつつ、

何とか見晴らしのよいキャンプ場に着けました。

ここはなんとシャワー、wifi、ショップ、レストラン、パブまで完備のキャンプでした。

そのせいか、バーベキューなどしてる人が少なかった気が…。

それにしても、晴天の湖畔はいい眺めです。

この国の景色は天気でこうも見栄えが違うのかと、いつも思います。

湖でカヤックに挑戦!

湖上から見る眺めはいいですね。アヒルファミリーとすれ違いました。

こんな不思議な空にも出会えたりして。

アウトドアっていいですね。

私は、アウトドア好きの父の影響で、夏は毎年伊豆でキャンプ!で育ったので、アウトドアが大好きです。

夜の真っ暗闇から、朝の清々しさまで、自然の一部となって、全身で感じられるのは何とも贅沢なことのように思えます。どれも体感しなければわからない出会いばかりです。

もちろん雨だとか、不便や大変なこともあったりするのですが、そこを何とかする、のも創造性があって楽しいと思うのです。(前向き?)

自転車旅も私は大好きです。せっせと登った坂から見える眺め、一気に下がる時の風を体で切っていく感触も、

何とも言えない楽しみがありますよね。(たまに軽々追い越していく車を睨んだりしてしまいますが…笑)

そう思えるのも、子供時代の経験から来ているような気がします。

というわけで、将来は子連れで夏は毎年キャンプ!にしたいと思います。(まだいないけど笑)

20世紀人間の父が、このブログに辿り着く日が来るかはわかりませんが、

いつ開けられるかわからないタイムカプセルのように、この場を借りてこっそりお礼をしようと思います。

Thank you very much & Happy Birthday, Dad!

こんにちは!齊藤洋子です。

ロンドン在住のインテリアデザイナーです。

仕事、旅の思い出、海外生活の様子を綴っています。

趣味:

街歩き、お屋敷巡り、歴史探索、インテリア、アート、アンティーク、工芸品を見ること。 

座右の銘:

一期一会、温故知新、七転び八起き

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