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ロンドン 秋のインテリア展示会 デコレックス後半

Updated: 6 days ago


ロンドンの秋のインテリア展示会 デコレックス2025の様子を前半、後半の2回にわたり、ご紹介しています。


前半の記事はこちら


後半の内容)

  1. 会場内で良く見た色や柄

  2. デコレックス会場内で出会った日本美【Window To Wakayama

  3. まとめ




  1. 会場内で良く見た色や柄


まずはいくつかのブースの様子をご紹介しながら、今年多く見られた色を感じて頂きましょう。



いかがですか?


色としては、赤系、グリーン系が基本で、自然を感じさせるEarthyトーンのテラコッタ、セージ、赤みのあるベージュが多く見られました。くすんだ感じですが、落ち着いていて、居心地の良い色です。


素材は自然素材が多く見られました。




柄は植物柄など自然モチーフが多いと感じました。まるで自然の中にいるようですね。





家具も丸みを帯びた形が多いです。イスの脚や、背面、座面の角も丸みを帯びています。





下はイギリスのソファブランドのブースですが、選べるファブリックの一部を壁面に並べて展示します。

今年の色合いがわかりやすいですね。ソファというと無地を選びがちですが、左下にあるような柄のソファも個性的で素敵です♪




これを見ると、グリーンは明るさ、鮮やかさを広げて展開しているのがわかります。


ピンクもくすんだダスティピンクが多く見られました。明度の高い(明るい)ピンクは見ましたが、彩度の高いビビッドピンク系はあまり見ませんでした。全体的に落ち着いた色合いです。




色合いとしては、グリーン系、テラコッタ、ピンク、ベージュ系は多くのブースで見られました。


次の2つの写真。上の写真のブランドはハイエンドブランド、下は比較的お手頃な価格帯のブランドです。

が、共通した色合いが見られます。



家具の作りや、材質の質感、ディテールを良く見ると金額の違いは出てしまいますが、お手頃価格のブランドも良くトレンドを取りいれています。そういうところもまたイギリスインテリアの底力と感じます。




  1. デコレックス会場内で出会った日本美【Window To Wakayama



デコレックス会場内で見た日本をご紹介します!


まさかこのブースがあると知らずに歩いていたら、ブース内にいた日本人スタッフの方と目があいました。こういう時日本人同士はすぐに日本人だとわかりますよね。(笑)せっかくなのでお話を伺うことにしました。


こちらはWindow To Wakayamaというプロジェクトで、和歌山県の伝統工芸の一部を紹介していました。

和歌山県からの助成金で出展していて、英国及びヨーロッパへの販路を探しているそうです。


和歌山県、実は行ったことがなく知らなかったのですが、桐や畳の産地なのですね。






下の写真のイス。一見すると少しおしゃれな普通の木の椅子。


「ちょっと持ち上げてみてください」と言われ、持ち上げるととても軽い!

イギリスの重い木の椅子に慣れた私は、いつも通り力を入れてしまってひっくり返りそうになりました。(笑)

座り心地も良かったです。





デコレックスで思いがけず日本の素敵なものに出会えて、とても嬉しくなりました♪

ぜひいろんな国の方に、日本の良さが伝わりますように。





  1. まとめ


最後に今年デコレックスで感じたことをまとめます。


今年のデコレックスは、イギリスらしさとサスティナビリティを全面に打ち出し、展示会らしいエネルギーが戻ったものでした。


イギリスらしさとは、何か?というと、自然との共生、伝統と革新、Togetherness(連帯感、まとまり)です。


前半でご紹介したBarやVIPエリアから感じたのは、自然との共生であり、歴史と伝統に基づき、外のものを取り込み、新しい革新を作り出していくというエネルギーです。ネットワーキングスペースとして用意されたこの2つの空間は、皆が集い、またプロがそのスタイルを注目している場所です。ここでのメッセージは展示会からの大事なメッセージと言っても過言ではないでしょう。


またTogethernessというのは、はやり一緒にいることで共により良くなれる、ということ。

コロナ以後、オンラインでのコミュニケーションが一般的になりましたが、やはり顔を合わせてのコミュニケーションに勝るものはありません。再会に相応しい素敵な場所が用意され、近況を楽しく話せること。展示会に足を向ける理由の一つになりますね。



実は近年展示会自体が縮小傾向にあると感じていました。実際にそうかもしれません。展示会の数日間のためだけに作りこむより、自社のショールームを使ってイベントとして打ち出す方が多くなっています。その方が環境への負荷も少なくブランドの世界観も打ち出しやすい。


開催場所がロンドン市内のケンジントンオリンピアに移ってからは、電車で数駅のチェルシーハーバーでも同時期にイベントを行っているので、デコレックスとチェルシーハーバーの両方に1日で足を伸ばす人も多いでしょう。


実際にデコレックスも以前と比べると、出展しているのはロンドンにはショールームが無いブランドや新しいブランドが多いように感じます。


多くのブランドが一堂に集まっているので、思いがけない出会いが多く、またまとめてみられるのは、展示会の魅力です。各ブランドの情報であればネットでも情報収集できますが、やはり現地で実際に手に取り見て、その雰囲気を五感で感じるのが、一番です。



デコレックスもコロナ後の数年間は年々エネルギーが弱くなっている感じがしていましたが、今年はそれを乗り越えて復活したと感じました。


やはり集まることに意味がある。そう感じた今年のデコレックスでした。Together, We are stronger! (一緒に居れば、私たちはもっと強くなれる!)だと感じました。


それか、単に私が出産してからの数年間は落ち着いて展示会を見れなかったけれど、2025年はようやく今までより時間をかけて全体を見ることができたからかもしれませんが。。

来年はセミナー等ももっと参加してデコレックスを満喫したいと思います。


ロンドンでインテリアを見るなら、秋のイベント時期はおすすめです!




#ロンドンインテリア展示会2025

#デコレックス2025

#Decorex2025

 
 
 

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こんにちは!齊藤洋子です。

ロンドン在住のインテリアデザイナーです。

仕事、旅の思い出、海外生活の様子を綴っています。

趣味:

街歩き、お屋敷巡り、歴史探索、インテリア、アート、アンティーク、工芸品を見ること。 

座右の銘:

一期一会、温故知新、七転び八起き

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