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このプロジェクトは、築40年の古家のスケルトンリノベーション。
東京都内20坪の土地に立つ、建坪10坪(ワンフロア約34㎡)の狭小住宅。
住まい手はもうすぐ70代になる夫婦と猫1匹。実は私の両親の終の住処となる家です。
結婚して異国に住む私は、当時駆け出しの海外生活を落ち着けるのに慌ただしく日本にも帰れずにいました。
私の知らない間に母は体調を崩し、その他の諸事情もあり、それまで家族で住んでいたマンションから老後の住まいへ移る決断をしたのでした。
インテリアデザイナーとしての職業柄、せめて両親のために何か手伝いたいと思ったこと、
また私自身が将来は日本とイギリスをインテリアでつなぐような仕事をしたいと思っていたこともあり、
こうして、”地球の裏側からの住まいづくり”は始まりました。
私はインテリアデザイナーとして多くの住まいづくりを見て来たものの、自分の家(実家ですが、、)となると新しい体験です。
せっかくなので、施主の視点で見てみようと日本での住まいづくりについて改めて調べました。
元々日本でインテリアコーディネーターをしていた私は、日本の家づくりについての多少の知識と経験はありました。
また海外での生活とインテリアデザイナーとしての経験から、取り入れたいアイデアもありました。
そうして、一通りのプロセスを経て形になったのが、この家です。
計画が決まってから、引っ越しまでは約2年弱。
その間の詳細は、下のリンク先にブログ記事として書いてあります。
このプロジェクトでの施主家族としての経験は、私にデザイナーとしても大切な気づきを多くもたらしてくれました。
仕事柄、”家づくりに何が一番大切ですか?”とよく聞かれます。
私が今までに聞いた成功談や失敗談、そして今回の自らの経験を踏まえて辿り着いた答えはこれです。
1)自分の暮らしたい家、ライフスタイルを考える
2)それを叶えてくれる依頼先(家づくりパートナー)を見つける
3)”したいこと”と”できること”のバランスを全体的に取りながら進めること。
長くなりましたが、私の経験が皆様のご参考になりましたら幸いです。
1)まず家づくりにはどのような選択肢があるのか、そして、どうやってそれらの選択肢を決めるのか。
この間は、家についての具体的な話はあまり出ませんが、この機会に考えるべきとても重要なことがたくさんあります。
地球の裏側から住まいづくり5)家づくりのためのパートナー探し
2)建築家が決まって、やっと具体的な家のお話に入ります。
大まかなイメージから具体的なアイテムを選ぶまでの、デザインプロセス(考える順番)については以下のように進みました。
デザイン(何をどのようにどうするか?)が決まって、やっと工事に入ることができます。
家づくりで得たもの、その後の感想も綴りました。











